サムライ債、韓国勢による発行が急増-朝鮮半島の緊張緩和で

  • スワップコストも低水準-現代自動車の金融部門が先週起債
  • 日本人投資家の韓国発行体へのセンチメント改善ー現代キャピタル
Photographer: Jean Chung/Bloomberg
Photographer: Jean Chung/Bloomberg

現代自動車の金融部門によるサムライ債起債で、韓国勢による円建て債発行が2012年以来の高水準に膨らんだ。朝鮮半島の緊張緩和と有利なスワップコストが背景だ。現代キャピタル・サービシズは先週、同社にとって15年以来となるサムライ債を220億円起債。韓国輸出入銀行とKTによる6月の発行に続いた。

  ブルームバーグ・ニュースの取材に対し現代キャピタルの担当者は電子メールで、「韓国と北朝鮮の首脳会談や米朝首脳会談を受け、北朝鮮リスクが後退した。輸出入銀やKTが起債に動く中で、日本人投資家の韓国発行体に対するセンチメントが改善された」とコメントした。

  5年物ベーシススワップは、海外の円の借り手が資金をドルにスワップする際に支払うプレミアムが31日時点で約44ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)であることを示している。7月に入り一時41bpと14年8月以来の低水準まで下がった。16、17両年は韓国勢でサムライ債を起債したのはそれぞれ1社だけだった。

原題:Biggest Samurai Sale Rush for Koreans Since ’12 as Tensions Ease(抜粋)

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