中国証券株への投資家の見方、厳しさ増す-株式売買やIPO低迷響く

  • 証券株は上海総合指数との対比で07年6月以来の低水準
  • 上海総合の予想PERが10.6倍、証券株13.3倍-1年ぶり小さい差に

中国の証券銘柄に対する株式投資家の見方が厳しさを増している。本土株の指標との対比では10年余ぶりの低水準にとどまっており、見通しも悲観的だ。

  上海総合指数が今年1月の高値から19%下げたものの、本土上場の証券銘柄から成るブルームバーグ指数は上海総合指数との対比で2007年6月以来の低水準だ。上海総合の1年後予想に基づく株価収益率(PER)が10.6倍なのに対し、証券株は同13.3倍とその差は約1年ぶりの小ささとなっている。  

  群益証券の廖晨凱アナリストは「証券や投資銀行に明るい材料がない」と指摘。「株式相場が持ち直さなければ、そのような状況下で証券株が低迷から脱するのは難しいだろう」とコメントした。

  株式売買代金の30日平均は14年10月以来の低水準に近い。金融の規制強化が響き、今年1-6月(上期)の新規株式公開(IPO)と割当増資は2286億元(約3兆7200億円)と51%減少した。中国国際金融(CICC)は証券業の利益が1-6月に17%減少したと推計。国信証券が30日発表した1-6月の純利益は43%減だった。

原題:China Brokerages Least Favored in a Decade With Grim Days Ahead(抜粋)

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