サムスンの4-6月利益は市場予想に届かず-スマホ市場鈍化響く

更新日時
  • 純利益は11兆ウォンに増加したものの市場予想は下回った
  • 中国勢がディスプレー供給で競争力を高めている

A Samsung Electronics Co. Galaxy S9+ smartphone.

Photographer: SeongJoon Cho/Bloomberg

Photographer: SeongJoon Cho/Bloomberg

韓国サムスン電子の4-6月(第2四半期)決算では純利益がアナリストの予想に届かなった。世界のスマートフォン市場の成長鈍化が同社のスマホ「ギャラクシー」の需要に響いたほか、中国勢がディスプレー供給で競争力を高めている。

  31日の届け出によれば、純利益は11兆ウォン(約1兆900億円)に増加。ブルームバーグが集計したアナリスト予想平均は11兆6000億ウォンだった。

  半導体メモリーの販売は底堅く推移しているものの、同社がモバイル事業のてこ入れに苦戦していることを今回の決算は浮き彫りにした。華為技術(ファーウェイ)やOppo(オッポ)といったスマホメーカーが世界で市場シェアを伸ばしているほか、中国のディスプレーメーカーが低価格帯のテレビから最先端のスマホ用スクリーンまで網羅する品ぞろえでサムスン電子を脅かしている。

  KTB投資証券のアナリスト、キム・ヤンジェ氏はリポートで「『ギャラクシーS9』の販売低迷やマーケティング費用の増加が利益を圧迫した。需要減速や競争激化を考えると利益の伸びは最小限にとどまる可能性が高い」と指摘した。

  営業利益は14兆9000億ウォン、売上高は58兆5000億ウォンだった。営業利益を部門別でみると、半導体部門は11兆6000億ウォンで、最大の割合を占めた。一方、ディスプレー部門の営業利益は1400億ウォンで、前年同期の1兆7000億ウォンから減少。中国勢との競争が激しさを増しているスマホ部門の営業利益は2兆7000億ウォンで、これも前年同期の4兆1000億ウォンを下回った。

原題:Samsung Profit Misses Estimates as Smartphone Growth Stalls (1)(抜粋)

(3段落目以降に部門別営業利益などを追加して更新します.)
    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE