ソニー、通期純利益予想を5000億円に増額ースポティファイが貢献

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  • スポティファイ上場で売却益539億円計上、評価益も589億円
  • ゲーム&ネットワークサービスが好調、営業24%増益-第1四半期
Photographer: Kiyoshi Ota/Bloomberg
Photographer: Kiyoshi Ota/Bloomberg

ソニーは31日、今期(2019年3月期)の連結純利益予想を5000億円(従来予想は4800億円)に引き上げた。実現すれば2期連続の最高益更新となる。株式売却益やゲーム&ネットワークサービスの好調などが寄与する。ブルームバーグが集計したアナリスト22人の予想平均は5242億円。営業利益を従来予想の6700億円に据え置いた。

  開示資料によると、4-6月期(第1四半期)は子会社による有料ストリーミング配信サービス、スポティファイ株式の上場に伴う売却益539億円を計上。ゲーム部門も好調で同四半期の連結営業利益実績は前年同期比24%増の1950億円と同四半期での最高を記録した。同部門の今期の営業利益予想(従来1900億円)を2500億円に増額した。

  同時に発表された第1四半期の売上高は5.1%増の1兆9536億円(市場予想は1兆8680億円)、純利益は2.8倍の2264億円(同1559億円)だった。ソニーの音楽子会社はスポティファイ株の一部を継続保有しており、その評価益は589億円に上るという。

  東海東京調査センターの石野雅彦シニアアナリストは、ゲームの業績が市場予想を大きく上回っていた点を前向きに評価。一方、4-6月期に減益となった半導体部門については、今後の回復の度合いにより「ポジティブ度合がより鮮明になってくるかどうかに注目したい」と話した。

(第1段落の純利益の市場予想額を訂正済みです)

(第2段落に情報を追加しました.)
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