「FANG」大幅続落、日本の割高・高株価銘柄に逆風-三菱モルガン

Photographer: Andrew Harrer/Bloomberg

  決算後の米フェイスブック株の急落以来、いわゆる「FANG」株への売り圧力が続き、米国の代表的なテクノロジー企業で構成されるNYSE FANG+指数は30日の取引で2.8%安と3日続落し5月30日以来、3カ月ぶりの安値を付けた。三菱UFJモルガン・スタンレー証券の古川真チーフ・ポートフォリオストラテジストは、一連の動きは米国株のファクターリターンにも大きな変化を起こし、直近の日本株のバリュー(割安)ファクター上昇はこの影響が大きいとみている。日本のバリュー株は米国の動きに先行し、日本銀行の金融政策修正議論の観測を背景に7月4週からプラス傾向が強くなっていたが、特に直近の大幅上昇は米テクノロジー企業の影響だと言う。

  米FANG+指数採用銘柄の特徴はPERやPBRなどのバリュエーションが高く、株価リターンモメンタムやボラティリティーが大きい点が挙げられ、この影響が続けば、日本株のファクターリターンへの影響も継続し、割高・高株価モメンタム銘柄の下落が長期化すると古川氏は予想した。同証が分析した結果、FANG+指数との連動性が高い銘柄群は大成建設、エムスリー、MonotaRO、LINE、エーザイ、ペプチドリーム、サイバーエージェント、日本電産、浜松ホトニクス、良品計画、ピジョン、ユニチャーム、リログループ、ファーストリテイリングなど58銘柄。

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