シティとバークレイズ、ブロックチェーンの概念実証を近く終了へ

英バークレーズと米シティグループは、ブロックチェーン技術により自社業務をどのように簡素化可能かを探るため参加している概念実証プロジェクトが近く終了すると明らかにした。

  「レッジャーコネクト」と名付けられたこのプロジェクトは、銀行および金融企業が顧客確認(KYC)担保管理制裁措置順守の技術を共有できるようにすることを意図している。30日付の発表文によると、この私設ネットワークは米IBMとブロックチェーン向けソフトウエア開発業者ハイパーレッジャーが構築。顧客2万4000人に対し1日に5兆ドル(約560億円)相当の為替決済を手掛けるシステム運営業者のCLSも、プロジェクトを率いる企業の一つ。

  米金融大手は数年前から、バックオフィス機能の簡素化や取引時間の短縮に向け、ブロックチェーン技術の概念実証を行ってきた。レッジャーコネクトはネットワーク上でのサービス共有を可能にすることから、銀行にとってはシステム投資や運営費を節減できるのが魅力だと、CLSのソリューション提供担当責任者、ラム・コマラジュ氏はインタビューで述べた。この分野で銀行に企業向けブロックチェーン・アプリを提供している競合企業には、R3、チェーン、デジタル・アセット・ホールディングスなどがある。

  概念実証は約3カ月前にスタートしており、数週間以内に終わるはずだとコマラジュ氏は述べた。

原題:Citigroup, Barclays Near End of Blockchain Test Managed by IBM(抜粋)

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