ポンペオ国務長官:米国は「自由で開かれた」インド太平洋地域に関与

  • 米国は「戦略的パートナーシップ」目指す-暗に中国を批判
  • 米国のTPP政策へのスタンスに変わりがないことを示唆

ポンペオ米国務長官は30日、「自由で開かれた」インド太平洋地域に米国は関与すると表明し、同地域への影響力を強める中国への対抗心をあらわにした。トランプ大統領は昨年、環太平洋連携協定(TPP)からの離脱を決定した。

  アジア歴訪を控えたポンペオ長官は米商業会議所で演説し、米国は「戦略的依存ではなく、戦略的パートナーシップ」を信じると発言し、中国が割安な資金提供を通じて、欧州やアジア、アフリカと新たな経済的結び付きを確立することを目指す「一帯一路」構想やインフラプロジェクトに各国を招き入れようとしている動きを暗に批判した。

  ポンペオ長官は、「世界中の市民は米企業に関して、契約や条件が誠実であり、簿外などのナンセンスなことは不要で、見た通りのものが結果に反映されると知っている」と発言。「米国が優れているもう1つの点は、米国は市民が抑圧や強大な力の支配を受けないように人々を手助けすることだ」と指摘した。
  
  ポンペオ長官の演説は、米国のTPP政策へのスタンスに変わりがないことを示唆した。長官は「われわれがパートナー国などと、より良く、より高い水準の2国間貿易協定を結ぼうと取り組む一方で、米企業は地域での存在感を高めることによって米国の経済的権益を引き続き高めている」と述べた。

原題:Pompeo Knocks China in Pitching U.S. Interests in Southeast Asia(抜粋)

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