クレディ・スイスもテクノロジー株集中に警鐘、BofAに追随

  • NYSE・FANGプラス指数は3営業日で9%下落
  • モルガンS:売りは始まったばかり、2月以来最大の調整も
A visitor is reflected in a window as he enters a Credit Suisse Group AG office in Zurich, Switzerland. Photographer: Gianluca Colla/Bloomberg

ヘッジファンドはテクノロジー株が急落し、3営業日続落となる中でも諦め切れていない。この愛着は良い結末を迎えない可能性があるとクレディ・スイスは警告する。

  ストラテジストのマンディー・シュ氏はリポートでクレディ・スイスのヘッジファンド顧客データを引用し、先週のフェイスブックの急落以降、買いと売りの両方の戦略を利用するマネーマネジャーの持ち高について「大幅な減少はまだ見られない」と指摘。テクノロジー株とインターネット小売株がロングポジション(買い持ち)の半分を占めるという。

  シュ氏は「集中は重要な問題だ。今後の問題はこれが特異なミスと受け止められるのか、あるいは同セクターでさらにリスク抑制を目にすることになるかだ」と述べた。

  フェイスブックとアップル、アマゾン、ネットフリックス、グーグル親会社アルファベットの5銘柄を指す「FAANG」と一部の中国インターネット株などで構成されるNYSE・FANGプラス指数は、ニューヨーク時間午後4時(日本時間31日午前5時)現在2.8%安。同指数は3営業日で9%下落し、2015年8月以降で最大の下げを記録した。

  ウォール街では大型ハイテク株のリスク増大に警鐘が広がっている。先週はバンク・オブ・アメリカ(BofA)のマイケル・ハートネット氏らストラテジストが、フェイスブック株の急落は相場の天井の兆しだと指摘し、FAANG銘柄の売りを投資家に勧めた。

  モルガン・スタンレーのマイク・ウィルソン氏は30日、高騰してきたテクノロジー株の先行きに弱気な見方をあらためて示し、相場が2月以来最大の調整に向かう可能性が高いとしてバリュエーションの低い銘柄で安全性を求めるべきだと指摘。「売りは始まったばかりだ。テクノロジー株や一般消費財株、小型株がわれわれの予想通り売りの中心となれば、平均的なポートフォリオにより大きな悪影響が及ぶ公算が大きい」と顧客向けリポートに記した。

原題:Credit Suisse Joins BofA in Warning Over Tech Crowding Risk (2)(抜粋)

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