マナフォート被告、ウクライナで6000万ドル稼ぐ-モラー氏の提出書類

2016年の米大統領選挙でトランプ陣営の選挙本部長を務めたポール・マナフォート被告がウクライナで政治コンサルタントして6000万ドル(約66億6180万円)超を稼いでいたことが分かった。同被告の刑事裁判の前日にモラー米特別検察官がウクライナでの所得額について初めて明らかにした。

  マナフォート被告が巨額の所得を得ていながら「確定申告ではその大部分が漏れていた」ことを検察側は裁判で証明する意向だ。モラー氏が30日、バージニア州の連邦裁判所に提出した書類で明らかになった。脱税と銀行詐欺の罪に問われたマナフォート被告の裁判の陪審員選出が31日に開始する。

  マナフォート被告の弁護士らは、同被告がここ10年間にウクライナで手掛けた仕事内容に関する証拠の51件について、陪審員に見ることを禁じるよう判事に要請した。同被告はウクライナのヤヌコビッチ元大統領や与党地域党などに助言を与えていた。

  同被告は「無関係で偏見を抱かせるだけでなく不必要に時間のかかる証拠だ」と述べたが、検察側はマナフォート被告の2010年の大統領選挙と12年の議会選挙への関与を含め、「ウクライナでの働きぶりを詳細な形で」表す証拠だと反論した。

原題:Manafort Made More Than $60 Million in Ukraine, Mueller Says (1)(抜粋)

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