中国はじめ新興市場の株式、まだ底打ちしない-モビアス氏

  • 中国株には多数のマイナス材料、新興市場全般は下落後に回復へ
  • トルコは「極めて興味深い位置」、通貨と株式の下落で

中国をはじめ新興市場の株式相場は底を打つまでまだしばらくあると、モビアス・キャピタル・パートナーズのパートナー・共同創業者のマーク・モビアス氏が述べた。

  モビアス氏は香港で行われたブルームバーグテレビジョンとのインタビューで、上海株には債務問題やテクノロジー株の影響、米中貿易摩擦など多数のマイナス材料があると指摘。「新興市場について言えば、下落の後で回復する可能性がかなりある。だが中国の場合、多くの問題がある」とし、「新興市場に関して30%程度の下げを見込んでいた。どの指数を見るかにもよるが、現時点で20%ちょっと下げているので、もう少し行くだろう」と語った。

 

  モビアス氏がインタビューで語ったその他の主な発言は以下の通り。

  • トルコは通貨と株価の下落で「極めて興味深い位置」にある。「トルコは大きな経済で、素晴らしい企業もある。マイナス要素や問題点はあるが、トルコは注目したい場所だと思う」
  • インドは経済環境が完全に異なる諸州を抱える。これを考慮すれば、同国準備銀行は投資を喚起するため実際は利下げするべきだ
  • 人民元に注目を続けている。中国政府は米国との貿易戦争の武器として使用する誘惑に駆られる公算が大きい

原題:Mobius Sees No Bottom Yet for China as Emerging Markets Fall (1)(抜粋)
Mark Mobius Says Emerging Market Assets Will Fall Further

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