米経済についての金利トレーダーの見方、トランプ氏ほどバラ色でない

  • 「どこを見ても米経済の奇跡の効果が見て取れる」と大統領
  • 27日の米GDP統計発表後、米国債が買われる-長短スプレッド縮小

米商務省が27日発表した4-6月(第2四半期)の経済成長率について、トランプ大統領は「素晴らし い数字」とご満悦だった。成長軌道は「大いに持続可能」とも語った。だが国内総生産(GDP)統計発表後に米国債利回りは低下、イールドカーブはフラット化した。

  4-6月期の米GDP速報値は前期比年率4.1%増。エコノミスト予想の中央値を0.1ポイント下回る成長率にとどまったことに加え、金融当局が注目するインフレ指標である個人消費支出(PCE)コア価格指数の伸びが2%と前期の2.2%から鈍化したことも米国債の買いにつながった可能性がある。

  2年債と10年債の利回り格差は27日、4日連続で縮小し2007年来の小ささに近づいた。5・30年債のスプレッドも縮小した。

  利回りは同日の最低水準から戻したものの、GDPの数値が強気の景気見通しにつながっていないのは明らかだ。結局、トランプ大統領が米経済にもたらした「奇跡」の持続性が問われている。ホワイトハウスでの27日の記者会見で、大統領は「どこを見ても米経済の奇跡の効果が見て取れる」と述べた。

原題:Rates Traders Less Rosy Than White House About U.S. Outlook(抜粋)

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