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インド中銀、連続利上げの機捉える公算-インフレリスク対応で(1)

更新日時
  • インフレ率と通貨ルピー安がインド中銀に利上げ促す
  • 債券投資家は追加利上げを見込み、期間が比較的短めの債券購入

インド準備銀行(中央銀行)は今週、2会合連続の利上げに踏み切る方向だ。インフレを抑制し、資本流出に歯止めをかけるため一段と断固たる措置を講じるとみられる。

  インフレ率が中銀の中期目標(4%)を上回って推移する中で、高水準が続く原油価格と自国通貨安で見通しがさらに悪化しつつあることから、中銀に行動を求める圧力は強まっている。債券投資家は、引き締めサイクルの始まりかもしれないとの懸念から、既に期間が比較的短めの債券に避難する動きを見せている。

In Tandem

  アクシス・アセット・マネジメントの債券責任者R・シバクマール氏は「インフレ懸念が広がり、成長率の数字は良好とみられることから、インド中銀にとって利上げには非常に適切なタイミングだ。12月までに成長が鈍化した場合、12月以降の利上げはより難しくなる」と語った。

  ブルームバーグが別個に行った調査で債券投資家と大半のエコノミストは、インド中銀の金融政策委員会(MPC)は8月1日の政策発表で、指標政策金利のレポ金利を0.25ポイント引き上げ6.5%にするみている。予想通りなら約2年ぶりの高水準となる。インド中銀は前回6月の会合で、0.25ポイントの引き上げを決めた。

  クアンタム・アドバイザーズの債券・オルタナティブ責任者アービンド・チャリ氏は「長期の利上げサイクルにはならないというのが市場の見方だ。0.25ポイントの利上げで政策スタンスの中立維持なら、市場にとっては問題ないだろう」が、引き締めスタンスに変更されるようなら10年債利回りが8%に上昇するだろうと述べた。

Curve Flattens

原題:Time Is Ripe for India Rate Hike as Inflation Risks Mount (1)(抜粋)

(最終段落に市場関係者のコメントを追加して更新します.)
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