6月の失業率は4カ月ぶりに悪化、有効求人倍率は2カ月連続上昇

Photographer: Tomohiro Ohsumi/Bloomberg

総務省が発表した6月の失業率は4カ月ぶりに悪化した。厚生労働省が発表した有効求人倍率は2カ月連続で上昇した。

キーポイント
  • 有効求人倍率は1.62倍(ブルームバーグ調査の予想中央値は1.60倍)-前月は1.60倍
  • 完全失業率は2.4%(予想は2.3%)-前月は2.2%


エコノミストの見方

  • 第一生命経済研究所の新家義貴主席エコノミストは27日付リポートで、失業率の悪化を予想したものの「極めて低水準であることには変わりない」との見方を示した。雇用情勢は良好とみており、「労働需給が非常に引き締まった状態にあることが改めて確認されるだろう」と予想した。
  • SMBC日興証券の宮前耕也シニアエコノミストは26日付リポートで、2018年に入ってからの完全失業率の急低下は「労働参加率の不自然な急上昇」が原因と指摘。「労働力調査に何らかのゆがみが生じている可能性がある」とした上で、目先は完全失業率も上昇しやすいと分析した。
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