FAANGは売り、フェイスブックはカルト株のピーク示す-BofA

  • フェイスブックショックは「典型的なステージ終盤のイベント」
  • FAANG株を売り新興国株を買うペアトレードを投資家に推奨
Photographer: Marlene Awaad/Bloomberg
Photographer: Marlene Awaad/Bloomberg

米フェイスブック株の急落は相場がピークを付けていることを表しており、投資家は人気テクノロジー銘柄の売りを検討する必要があるとバンク・オブ・アメリカ(BofA)は指摘した。

   マイケル・ハートネット氏率いる同行のストラテジストらは2018年7-12月(下期)の取引リストに、金融引き締めと成長鈍化に備えるため、フェイスブックとアップル、アマゾン・ドット・コム、ネットフリックス、グーグル親会社アルファベットを示す「FAANG」をショート(売り持ち)にすべきだと記した。
                        

  テクノロジー株は過去数年にわたって上昇相場をけん引。FAANGグループの株価上昇だけで今年これまでに時価総額は6500億ドル(約72兆1400億円)余り増加し、これはS&P500種株価指数採用の時価総額が最も小さい企業80社の合計に相当する。米当局が金融引き締めに転じる中、値がさ株は打撃を受けると同ストラテジストらは予想している。

  フェイスブックは既に打撃を経験済みだ。同社株は26日に19%安と、過去最大の下げを記録した。ハートネット氏は顧客向けリポートで、フェイスブックショックは「典型的なステージ終盤のイベント」と述べ、投資家から可能性に対して熱狂的支持を集める「『カルト株』のリーダー銘柄は、流動性の枯渇でボラティリティーが高まり、脆弱(ぜいじゃく)になる」との見方を示した。

  もっとも、こうしたモメンタム株の下落方向への賭けは実っておらず、NYSE FANGプラス指数は過去1年で40%余り上昇。デービッド・アインホーン氏のようなヘッジファンド運用者らの1-6月(上期)リターンは、ネットフリックスやアマゾンの売りが裏目に出て悪化した。フェイスブック株は27日終了週の急落でも、過去1年ではなお2.6%上昇している。

  ハートネット氏は、FAANG株を売り新興国株を買うペアトレードを投資家に勧めている。その他サイクル終盤をテーマとする推奨取引は以下の通り。

  • 小型株に対する米住宅建設買い
  • 日本国債に対する日本株買い
  • 金とボラティリティーの買い

            
原題:Short FAANG as Facebook Shows ‘Cult’ Stocks Peaking, BofA Says(抜粋)

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