米KKR:4-6月期は46%増益、コーポーレーション形態に転換

  • 転換で株主に長期的株式価値もたらす能力高まる-共同会長
  • 運用資産は6月末時点で1913億ドルに拡大

米投資会社KKRが26日発表した4-6月(第2四半期)決算は前年同期比46%増益となり、運用資産は増加した。同社は7月1日に企業形態を従来のパートナーシップからコーポレーションに転換した。

  企業形態の転換を5月に発表して以来、KKRの株価は29%上昇している。コーポレーション形態に転換した背景には、米国の税制改正で法人税率が35%から21%に低下したことがある。新形態によって株価指数への採用が可能になり、バリュエーション(株価評価)の押し上げや投資信託による株式保有の可能性も出てくる。

  共同会長のヘンリー・クラビス、ジョージ・ロバーツ両氏は決算発表資料で、投資家基盤の拡大を目指した今回の転換で株主に長期的な株式価値をもたらす能力が高まると説明。「業績に関しては、事業のファンダメンタルズは全般に引き続き好調だ」と述べた。

  KKRは転換後、決算発表の方法を見直し、4-6月期から主要利益指標として分配可能利益を使うことを明らかにした。株主は実用的な純利益より有用と受け止めるだろうと説明した。

  4-6月期の分配可能利益は4億470万ドル(約450億円)、1株当たり49セント。前年同期の2億7690万ドル(1株当たり34セント)から増加し、アナリスト予想平均の45セントを上回った。運用資産は6月末時点で1913億ドルと、1-3月(第1四半期)末時点の1764億ドルから拡大した。

原題:KKR Reports 46% Profit Following Its Switch to a Corporation (2)(抜粋)

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