米セルジーン、医薬品価格への厳しい目に配慮-利益との両立目指す

  • 医薬品の値上がり、トランプ大統領がツイッターで怒りあらわに
  • アレスCEOは値上げを年1回にとどめる考えをあらためて表明

米バイオ医薬品メーカー、セルジーンは数年にわたり主力の抗造血器悪性腫瘍剤「レブラミド」の着実な値上げによる恩恵を受けてきた。今では高い医薬品価格への批判を和らげる一方、レブラミドに代わる次の収益源を見つける必要が出ている。

  薬価上昇は、トランプ大統領の政治面の格好の標的となっており、ツイッターで頻繁にこの問題に対する怒りをあらわにすることなどで、ファイザーなどから値上げ計画の撤回や先送りを引き出した。

  トランプ政権は医薬品メーカーが利益防衛のために使う戦術への対策も公表。セルジーンは売上高の大半を占めるレブラミドを競争から守るため、数々の手法を用いていると非難されてきた。

  マーク・アレス最高経営責任者(CEO)は4-6月(第2四半期)決算に関する26日の電話会議で、先月表明した医薬品価格の引き上げを年1回にとどめる考えをあらためて示した。同社はまた、値上げ幅も米国の医療費全体の伸びを上回らないようにすると明言した。今年であれば5.3%となる。

  セルジーンは今月、トランプ大統領がツイッターで同業他社を威嚇する中、レブラミドの価格をさらに5%引き上げた。

原題:Celgene Seeks Balance Between Price Anger and Protecting Profits(抜粋)

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