ECB、債券購入終了の計画を堅持ー貿易戦争の懸念は当面後退

欧州中央銀行 (ECB)は26日、資産購入を今年末で終了させる方針を堅持した。米国と欧州連合(EU)の貿易戦争の懸念は当面後退し、ユーロ圏の景気拡大も堅調を維持している。

  ECBは月額300億ユーロ(約3兆9000億円)の債券購入を9月末まで続けた後、10月から月額を150億ユーロに減らし、年末には購入を終了すると確認した。

  「少なくとも2019年の夏の終わりまで」政策金利を据え置くとし、満期償還金の再投資による追加的な景気刺激を続けることもあらためて表明した。

  ECBは中銀預金金利をマイナス0.4%、リファイナンスオペの最低応札金利をゼロ、限界貸出金利をプラス0.25%で据え置いた。

  フォワードガイダンスの「夏の終わり」が意味するところはやや不透明だが、エコノミストらは来年9月または10月の利上げを予想している。満期償還金の扱いにも注目が集まる。

原題:ECB Keeps to Policy Path as Specter of Trade War Recedes for Now(抜粋)

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