ゴールドマン:新興国市場は6月に底打ち-息の長い反発始まった公算

  • 今年の動きは普通と変わった様子が目立つわけではないとアナリスト
  • 成長データは、最近の安定の兆しを示していると分析

米銀ゴールドマン・サックス・グループのアナリストらによれば、新興国市場の資産は6月に底を打った可能性があり、7月に入ってからの相場上昇は、今年後半を通じて続くより息の長い反発の始まりである公算が大きい。

  ゴールドマンのアナリスト、シーザー・マースリー氏とロン・グレイ氏は、歴史に照らして考えると、2018年の動きは普通と変わった様子が目立つわけではなく、バリュエーション(評価)より通常優れた指標である成長データは、最近の安定の兆しを示していると分析した。両氏が勧める主な取引は次の通り。

  • 中南米諸国の株式と通貨
  • 新興国市場クレジットと比べて高利回り債を選好
  • イールドカーブが比較的スティープ化傾向にあるブラジルやペルー、コロンビアがベストな債券市場に含まれる
  • 南アフリカの資産は株式を除き全て選好
  • 著しい政治リスクに言及し、トルコの債券市場を避けるよう勧める
  • 米国との貿易を巡る緊張の高さが続く限り、アジア諸国・地域の株式のアンダーウエート継続

原題:Goldman Sachs Says June Likely Marks Trough for Emerging Markets(抜粋)

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