Photographer: Simon Dawson/Bloomberg

EU離脱のXデー、16年国民投票に似た準備を-英中銀監督担当副総裁

  • 離脱の日の市場の動揺に備える危機管理計画についてウッズ氏が発言
  • 無秩序なEU離脱を乗り切れる十分な体力を銀行は備えていると同氏
Photographer: Simon Dawson/Bloomberg

イングランド銀行(英中央銀行)副総裁で、銀行・保険業界を監督する健全性監督機構(PRA)の最高経営責任者を兼務するサム・ウッズ氏は、英国の欧州連合(EU)離脱の日に予想される市場の動揺に備えた危機管理計画について、スコットランドの英国からの独立の賛否を問う2014年の住民投票や16年のEU離脱を巡る国民投票への備えに似たものになるだろうと語った。先の国民投票では、EU離脱が選択されたことで、ポンドの対ドル相場が急落した。

  ブルームバーグのロンドン本社で行われた25日のインタビューで、ウッズ氏は昨年のストレステスト(健全性審査)の結果について、銀行が無秩序なEU離脱を自力で乗り切る十分な体力を備えていることが示されたと述べ、英中銀のこれまでの見解をあらためて表明。テストの逆境シナリオは英国および世界経済のメルトダウンや、不正行為を巡る厳格な処分を含み、無秩序な離脱のケースより厳しい条件だったと説明した。

  ウッズ氏は英中銀とPRAが金融機関に健全性のさらなる強化を求めることはできるとしながらも、「どの程度のアルマゲドンを想定して銀行に資本強化を求めるのか」問う必要があると指摘した。同氏は金融政策委員会(MPC)のメンバーではない。

原題:Prepare for Brexit Market Shock, U.K. Regulator Tells the City(抜粋)

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