パキスタン総選挙:カーン氏率いる野党PTIが優勢

  • PTIは第1党となる見込みだが、過半数に届かず
  • 与党PML-Nの幹部は選挙結果を受け入れないと表明

パキスタンの下院選挙は投票から一夜明けた26日の早い段階で、クリケットのスター選手だったイムラン・カーン氏率いる野党パキスタン正義運動(PTI)が接戦を制し、第1党に浮上する見通しとなっている。

ラホールの街頭で勝利を祝うカーン氏の支持者

写真家:Asad Zaidi / Bloomberg

  開票作業が続く中、地元テレビ局の非公式な集計と出口調査によると、カーン氏(65)が党首を務めるPTIが、収監中のシャリフ元首相率いる与党パキスタン・イスラム教徒連盟シャリフ派(PML-N)をわずかにリード。PTIは最大議席を獲得する見込みだが、現時点では単独政権を運営するのに必要な過半数に届いていない。

  シャリフ元首相の弟であるシャバズ・シャリフ氏はラホールで記者団に対し、PML-Nが選挙結果を受け入れないと表明。同党関係者が各地の投票所から閉め出されたことを受け、国民の信任が「甚だしく侵害」されていると批判した。

  選挙管理委員会はこうした申し立てを根拠がないとして退け、集計が遅れているのは初めて導入された伝達システムが過負荷で故障したためだと説明している。

原題:Imran Khan Takes Lead in Pakistan Ballot as Rivals Cry Foul (1)(抜粋)

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