トランプ大統領、関税批判をけん制-米国の交渉力を弱めている

  • 「足元をかみつかれるのは、ディール成立を遅らせる」
  • EU指導部は25日、自動車関税の回避目指しトランプ氏と会談

トランプ米大統領は25日、関税に批判的な意見をけん制。議会の共和党の一部からも聞こえる不協和音が妨げとなり、米貿易赤字の縮小を目指す自らの手腕が発揮できなくなると述べた。

  トランプ氏は25日、「交渉の最中に足元をかみつかれるようだと、ディールを成立させるのに時間がかかるだけだ。結束して成立させるディールに比べて、内容の良くないディールになるのは間違いない」とツイッターに投稿。「交渉は実に順調に進んでいる。冷静になれ。最終結果は価値あるものになる!」と続けた。

  貿易摩擦の影響を受けている米国の農家に最大120億ドル(約1兆3300億円)の支援を実施するというトランプ氏の計画に対して、一部の共和党議員から厳しい批判の声が出ている。ロン・ジョンソン上院議員(共和、ウィスコンシン州)は「私の思いは農家の思いだ。彼らは貿易を望んでいる。支援ではない。実に単純なことだ」と述べた。

  一方、欧州連合(EU)指導部は25日、ホワイトハウスでトランプ大統領と会談する。欧州の自動車メーカーからの対米輸出に関税を課すトランプ氏の計画を撤回させようと、土壇場の交渉に臨む。

原題:Trump Blames Tariff Critics for Weakening U.S. Bargaining Power(抜粋)

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