フィアットのマルキオンネ前CEOが死去、劇的な業績回復を主導

フィアット・クライスラー・オートモービルズ(FCA)の前最高経営責任者(CEO)で劇的な業績回復を導いたセルジオ・マルキオンネ氏が死去した。66歳だった。

  フィアット創業者一族であるアニエリ家の持ち株会社エクソールが25日、マルキオンネ氏の死去を確認した。マルキオンネ氏は数日前にCEOの座を譲ったばかり。肩の手術後に生じた合併症で容体が急速に悪化していた。

  2004年6月に破綻の瀬戸際にあったフィアットのCEOに指名されたマルキオンネ氏は、数千人の人員削減や新モデルの投入、発売までの期間をこれまでの4年から1年半に短縮するなどの措置で翌年までに黒字回復を達成。09年には経営危機に陥っていたクライスラーに出資、14年には完全子会社化して持ち株会社フィアット・クライスラー・オートモービルズを誕生させた。同氏の在任中、フィアットの企業価値は10倍以上に高まった。

セルジオ・マルキオンネ氏

Photographer: Alessandra Benedetti/Bloomberg

原題:Sergio Marchionne, CEO Who Steered Fiat Chrysler, Dead at 66(抜粋)

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