ドイツ外相:日本に連携強化求める-「米国第一主義」への対抗で

  • 来日中のマース独外相が東京都内での講演で述べた
  • 保護貿易や同盟国疑問視が不透明感もたらすとトランプ氏を非難

トランプ米大統領やロシア、中国のような勢力に対して地政学的システムを守るため、日本とドイツは「多国間協調主義の中心」メンバーとして協力すべきだと、ドイツのマース外相が主張した。

  来日中のマース外相は25日、東京都内で講演。トランプ政権の保護貿易や「米国第一」主義は独日両国に難題を突き付けているとしたほか、「数十年にわたり築き上げられた同盟関係を疑問視」することで世界の不透明感をかき立てているとトランプ大統領を非難した。

  同相は「現在のような地政学的状況下では、ドイツと日本が結束を固める必要がある」とし、両国が連携を強めることで「世界という舞台の一部から米国が退く」のをカバーできるかもしれないと述べ、日本と欧州連合(EU)が今月署名した経済連携協定(EPA)を称賛した。

  マース外相はまた、日本とEUは中国の「不公正な貿易慣行」と闘うべきだとも語り、「国際貿易システムを強化し米国をそこにとどめるため、可能な限り、日本とEU、米国の間で協力を引き続き推し進めることは妥当だ」と付け加えた。

原題:Germany Seeks Japan Alliance to Counter Trump’s America First(抜粋)

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