トランプ大統領、全ての関税撤廃を提案-合意なければEUは報復へ

  • ユンケル欧州委員長、対米自動車輸出への関税回避で土壇場の試み
  • 欧州委は米製品200億ドル相当を対象とする報復措置を準備

トランプ米大統領は24日夜、米国と欧州連合(EU)が全ての関税や貿易障壁、補助金を撤廃すべきだとツイートした。同大統領は25日にEUの行政執行機関、欧州委員会のユンケル委員長とホワイトハウスで会談する。

  「EU側が明日、通商合意に向けて交渉するためワシントンにやってくる。私には提案がある。米国とEUの両方が全ての関税や貿易障壁、補助金を撤廃すればよい」とトランプ大統領は投稿した。

  ユンケル委員長とマルムストローム欧州委員(通商担当)はまさにそのような結果に向けた提案を携えて米国を訪れる。世界の自動車メーカーの間で関税を低減化または撤廃する合意や、米EU間の工業製品関する通商協定についての協議に前向きな姿勢を示唆する見込みだ。欧州の自動車メーカーからの米国への輸出に関税を課すトランプ大統領の計画を撤回させる土壇場の試みだ。

  ユンケル委員長は会談前にドイツの公共放送ZDFとのインタビューで、「貿易戦争回避の方法を説明し、見つけるためにやってきた」と語った。楽観はしていないとして、交渉決裂の場合EUは「直ちに」報復する用意があると付け加えた。

  欧州委員会は米製品200億ドル(2兆2200億円)相当を対象とした一連の報復措置を準備していると、マルムストローム委員が述べた。スウェーデン紙ダーゲンス・ニュヘテル(DN)とのインタビューで語った。農産品、機械、ハイテク製品などが対象だという。

Trade Quarrel

Trump accuses the EU of charging higher tariffs and of unfair trade practices

Source: European Commission

原題:Trump Suggests Cutting All Tariffs Ahead of Key Meeting With EU(抜粋)

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