ドイツ銀、債券トレーディングで地位維持に自信-4~6月は低迷

更新日時
  • 債券トレーディング収入は前年同期比で17%減少
  • 投資銀行部門の減収率は1%にとどまる-4~6月期

Photographer: Simon Dawson / Bloomberg

Photographer: Simon Dawson / Bloomberg

ドイツ銀行の4-6月(第2四半期)は、債券トレーディング収入が第2四半期として金融危機以来の低水準に落ち込んだ。クリスティアン・ゼービング最高経営責任者(CEO)は収益力回復の取り組みを加速させている。

  25日の決算発表によると、債券トレーディング収入は前年同期比で17%減少し13億7000万ユーロ(約1780億円)と、2008年4-6月期以来の最少。株式トレーディング収入は6%減の5億4000万ユーロとなった。

  低迷にもかかわらず、ドイツ銀は発表資料で「債券と通貨関連の収入で世界4位の地位を維持することに引き続き自信を持っている」と表明した。

  収入は65億9000万ユーロ(前年同期は66億2000万ユーロ)、税引き前利益は7億1100万ユーロ(同8億2200万ユーロ)だった。純利益は4億100万ユーロ(同4億6600万ユーロ)。

  4月に就任したゼービングCEOは収入減とコスト高止まり、資金調達コスト上昇の流れを変えようと取り組んでいる。第2四半期は投資銀行部門の減収率1%にとどまり持ちこたえたものの、新規株式公開(IPO)を実施した資産運用部門のDWSは、2018年の資金純流入の目標達成は困難と明らかにした。

  ゼービングCEOは発表資料で「第2四半期は改革を大きく加速させた。また、当行のグローバル事業の底堅さを証明した」と自賛。また、「経費については正しい方向に進んでおり、バランスシートは健全だ」と強調した。調整後経費は55億8000万ユーロと、前年同期の56億4000万ユーロを下回った。

原題:Deutsche Bank Vows to Defend Fixed Income Trading After Cutbacks(抜粋)

(4段落目に純利益を追加して更新しました.)
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