ルイヴィトンのLVMH、貿易摩擦懸念でも中国は好調

  • 売上高は11%増-ファッションや宝石、化粧品などで2桁の伸び
  • 不透明性のため現在のトレンドから下期を推定できない-CFO

Photographer: Tomohiro Ohsumi / Bloomberg

世界最大の高級品メーカー、フランスのLVMHモエヘネシー・ルイヴィトンは、4-6月(第2四半期)に中国の消費者の高級品需要が増加したことで、世界的な貿易摩擦懸念を切り抜けた。

  「ルイヴィトン」や「セフォラ」などを傘下に抱えるLVMHが24日発表した4-6月の売上高は11%増と、アナリスト予想を上回った。同社はファッションや宝石、化粧品などの部門でいずれも2桁の伸びを記録した。

  同社はケリング傘下グッチやシャネルなどのライバルの先を行くため、年内に「多数の製品投入」を計画していることを明らかにした。ジャン・ジャック・ギオニー最高財務責任者(CFO)は電話会議で、関税引き上げの恐れなど世界経済を巡る不透明感のため、「現在のトレンドから現実的に下期を推定することはできない」と指摘した。

  アジアの売上高は17%増。また、中国人観光客の購入により他の市場も押し上げられた。ギオニーCFOは「脅威はあるものの、まだいかなる形でも実体化していないと思う」と述べた。

原題:LVMH’s Luxury Allure Eclipses Fears of Trade War in China (1)(抜粋)

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