米イーライリリー:動物用医薬品部門をスピンオフへ

  • エランコのIPO計画を数週間以内に申請へ
  • スピンオフは2018年後半に完了する見通し

米医薬品メーカーのイーライ・リリーは動物用医薬品部門「エランコ」をスピンオフ(分離・独立)し、人間用の医薬品に専念する。同社は数カ月にわたりエランコ事業の見直しを行っていた。

  イーライリリーは発表資料で、エランコの新規株式公開(IPO)を行う申請を数週間以内に行うことを明らかにした。スピンオフは2018年後半に完了する見通し。

イーライリリーのデーブ・リックスCEOは、エランコ部門のスピンオフなどについて説明

(出所:Bloomberg)

  エランコは家畜・ペット用医薬品を販売しており、昨年の売上高は30億9000万ドル(約3400億円)。07年以降に10件以上の買収を重ねてビジネスを急拡大してきた。16年にはインディアナ州グリーンフィールドの本社の隣にペット・家畜用ワクチンを開発する研究センターを開設した。

  スピンオフはデーブ・リックス最高経営責任者(CEO)にとって最大級の戦略決定。17年初めに就任した同CEOはアルツハイマー型認知症治療薬の開発中止を指揮し、腫瘍分野重視の姿勢を加速させてきた。24日にブルームバーグテレビジョンとのインタビューで、「あらゆる選択肢を検討した」と述べ、スピンオフは「全ての当社株主にとって最善の選択肢だ」と語った。

原題:Lilly Opts for Animal-Drugs Spinoff Instead of Selling Unit (1)(抜粋)

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