米AT&Tの4-6月期、無線通信の契約者数が市場予想下回る

  • 米有料テレビの契約者数は減少に歯止め-7万9000人増
  • 「ディレクTVナウ」の契約者数は180万人に達した

タイム・ワーナー買収手続きを完了して間もない米AT&Tが発表した4-6月(第2四半期)決算では、無線通信の契約者数が市場予想を下回った。

  24日の発表資料によると、無線通信の契約者数は7万3000人増となり、アナリスト予想(8万3300人増)ほど伸びなかった。米有料テレビの契約者数はアナリストの間では減少が見込まれていたが、実際には7万9000人増えた。オンラインストリーミングサービスの「ディレクTVナウ」の契約者数は180万人に達した。

  決算はタイム・ワーナーをAT&Tのモバイル・有料テレビ戦略に組み込む重要性を裏付ける内容となった。AT&Tは事業の多様化を図り、無線分野での契約者数の伸びを加速させるとともに、有料テレビの契約者減少に歯止めをかける目的で、HBOやワーナー・ブラザーズを傘下に持つタイム・ワーナーを買収した。

  発表を受けAT&Tの株価は通常取引終了後の時間外取引で一時2.9%安の30.76ドルとなったが、その後若干戻している。年初来では19%下落している。

  4-6月期の一部項目を除いた1株利益は91セントとなり、アナリスト予想の84セントを上回った。一方、売上高は前年同期比2%減の390億ドル(約4兆3400億円)で、アナリスト予想(396億ドル)を下回った。

  同社は通期業績について、1株利益が約3.50ドル、設備投資は約250億ドルになるとの見通しを示した。1株利益のアナリスト予想平均は3.44ドル。

原題:AT&T Opens New Era as Media Giant With Flagging Mobile Tally (1)(抜粋)

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