米TI:7ー9月期の売上高見通し、一部アナリスト予想上回る

更新日時
  • 7ー9月期売上高は41.1億-44.5億ドルの見通し
  • 自動車分野などの需要依然好調、米関税の直接的影響は軽微-CFO

テキサス・インスツルメンツ(TI)が発表した7-9月(第3四半期)の売上高と利益の見通しは一部アナリストの予想を上回った。同社は先週、最高経営責任者(CEO)を解任しており、投資家の関心を業績に戻すことを目指している。

  24日の発表資料によると、7-9月期の1株利益は1.41ー1.63ドルを見込む。売上高は41億1000万-44億5000万ドル(約4570億-4950億円)の見通し。ブルームバーグが集計したアナリスト予想平均では1株利益は1.48ドル、売上高は42億5000万ドル。

  TIは先週、最高経営責任者(CEO)のブライアン・クラッチャー氏が行動規範に違反したことを理由に就任から2カ月足らずで解任した後、前任のリッチ・テンプルトン氏をCEOに復帰させた。その際に発表した4-6月(第2四半期)決算によると、売上高は前年同期比9%増の40億2000万ドル、1株利益が税制優遇の影響(3セント)を含めたベースで1.40ドルだった。アナリスト予想平均では、1株利益は1.30ドル、売上高は39億7000万ドルと見込まれていた。

  TIは数万種類の製品を手掛け、家電や宇宙など幅広い産業で顧客を持つことから、同社の業績は経済全般の需要を映すとされる。ラファエル・リサルディ最高財務責任者(CFO)は電話インタビューで、自動車や工業など主要分野での需要は引き続き好調だと説明。中国から輸入する半導体製品に対し米国が賦課する見通しの関税は売上高の約1%に影響することから、それを軽減する措置を講じていると述べた。その上で、米中貿易摩擦による影響は全体的な需要を悪化させる恐れがあると付け加えた。

  24日のTIの株価は113.80ドルで通常取引を終えた後、見通し発表を受けた時間外取引ではほぼ変わらず。

原題:Texas Instruments Predicts Sales Topping Some Estimates (1)(抜粋)

(最高財務責任者の見解を追加して更新します.)
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