ゴールドマンのアビー・コーエン氏:株式より債券の方が心配

  • 10年債利回り、19年末までに3.6%に上昇へ-コーエン氏
  • 関税対象国の投資家、米国に友好的でなくなる恐れも-コーエン氏

ゴールドマン・サックス・グループの上席投資ストラテジスト、アビー・ジョゼフ・コーエン氏は債券投資家の将来に痛みが待ち構えているとみている。

  コーエン氏は24日、S&P500種株価指数のバリュエーションは「悪くないが、素晴らしいという程でもない」一方、米経済が来年以降も拡大を続けるため、米国債には下げる余地があるとブルームバーグテレビジョンとのインタビューで話した。

  1990年代の株式の強気相場を予想し的中させたことで知られるコーエン氏は、現在は2.96%前後の10年債利回りが2019年の年末までに3.6%に上昇すると予想する。最後にこの水準だったのは2011年だ。

  「心配なのは株式よりも債券の方だ」と発言。「すでに中・長期の金利は顕著に上昇している。債券投資家はますます難しい時期を迎えそうだ」と続けた。

   コーエン氏はさらに、「この1年から3年の米国株を振り返ると、トランプ大統領が大幅な関税を課そうとしている国々から米国株に強い需要があった。そうした投資家は米国に対してさほど友好的でなくなる可能性がある」と述べた。

試練が待ち構える。コーエン氏は10年債利回りが2011年の水準に上昇すると予想

出所:ブルームバーグ

原題:Abby Joseph Cohen Is More Concerned About Bonds Than Equities(抜粋)

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