米ベライゾン:4-6月は契約者数が予想上回る、新CEO就任控え

  • 契約者数増加は5四半期連続、通期の売上高見通しも引き上げ
  • ハンス・ベストべリ氏が来週、次期CEOに就任

米携帯電話サービス最大手、ベライゾン・コミュニケーションズの4-6月(第2四半期)決算では、契約者数の伸びがアナリスト予想を上回った。ライバル企業のAT&TやTモバイルUS、スプリントが企業の合併・買収(M&A)活動で注意を奪われる一方、堅調なパフォーマンスを示した。

  24日のベライゾン発表によると、電話とタブレット、ウオッチを含む月次契約者数は4-6月に計53万1000人増加した。ブルームバーグがまとめたアナリスト予想平均の43万6000人増を上回った。

  契約者数の増加はこれで5四半期連続となり、成熟しつつある米携帯市場で同社に伸びる余地はないという投資家の懸念は和らいだ。ベライゾンは通期の売上高見通しも引き上げた。

  ベライゾンの株価は24日の通常取引前の時間外取引で一時2.1%高。

  ローウェル・マッカダム最高経営責任者(CEO)の下、ベライゾンはAT&Tによる850億ドル(約9兆4400億円)でのタイム・ワーナー買収のような変革路線は取らないことを選択した。マッカダム氏は来週に執行会長に就任し、以前にエリクソンのCEOを務めていたハンス・ベストべリ氏が次期CEOに就く。ベストべリ氏をCEOに起用する人事は同社がネットワークや次世代通信規格「5G」などの取り組みに引き続き注力することを示唆している。

  携帯電話の契約者数は19万9000人増え、前期の減少から増加に転じた。アナリスト3人の予想は17万人-22万人増だった。

原題:Verizon Posts Strong Subscriber Numbers as New CEO Takes Over(抜粋)

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