資源関連企業の4-6月期決算は増益へ、貿易摩擦が影落とす

  • エクソンモービルやフリーポートなどが近く増益決算発表へ
  • 貿易摩擦の激化で供給リスク-商品指数は今月、16年以来最大の下げ

投資家はエネルギーや鉱業、農産物に関連する企業が発表する直近四半期業績の大部分を好感するだろう。ただ心配なのはこれから年末までの業績だ。

  資源関連企業の代表格である米エクソンモービルやフリーポート・マクモラン、アーチャー・ダニエルズ・ミッドランド(ADM)は今週と来週、増益を発表すると予想される素材関連企業の一角だ。多くは経費削減の恩恵を受けており、前回の資源価格低迷以降、価格が上昇したケースも見られる。

  しかし、貿易摩擦は世界の経済成長を阻害する恐れがあり、供給リスクが一部市場を軟化させている。こうした懸念でブルームバーグ商品指数は既に月間ベースで2016年以降最大の下落に向かっている。予想を上回る利益を先週発表した米アルコアは、米国の関税を理由に18年の見通しを下方修正したことから、株価が売り込まれた。

  コメリカ・アセット・マネジメント・グループのピーター・ソレンティーノ最高投資責任者は「貿易問題のエスカレートの結果として起きていることや商品価格への悪影響に逆らうことはできない」と述べ、「それは世界の資源会社を通じて知られることになろう」と付け加えた。

  ハリバートンやフリーポート、ADMなど88社で構成されるS&Pグローバル天然資源USD指数の株価キャッシュフロー倍率が1年ぶりの低水準付近にあることも、こうした懸念を映している。


原題:Rising Profits Meet Trade Fears as Commodity Producers Report(抜粋)

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