米フーリハン・ローキー、人気のレバレッジドローン市場に参入

  • 最大10億ドルのシンジケートローンを中心に手掛ける
  • 「影の」貸し手が大手銀行から市場シェアを奪っている

米投資銀行フーリハン・ローキーは債券市場で最も人気のある分野の1つに参入する。

  同行は23日、市場の急拡大を背景に最大10億ドル(約1100億円)のレバレッジドローンのアレンジ・販売を手掛ける部門を設立すると発表した。クレディ・スイス・グループやロイヤル・バンク・オブ・カナダ(RBC)もこうした分野に乗り込んでいる。規制緩和で銀行がレバレッジドローンを手掛けやすくなったほか、投資家の間でもこうしたローンの需要が高い。

  小規模なブティック型投資銀行やプライベートエクイティー(PE、未公開株)投資会社は金融危機以降、ミドルマーケット分野の融資で勢力を伸ばしている。フーリハンは発表資料で、EBITDA(利払い・税金・減価償却・償却控除前利益)が少なくとも5000万ドル、資金ニーズが2億5000万ドル以上の借り手との取引を主に手掛けると説明した。ミドルマーケットはいわゆる「影の」貸し手が、ジャンク級企業への融資で規制の厳しい銀行と競い合う場になっている。

  フーリハンの資本市場グループ共同責任者のグレッグ・ニューマン氏は取材に対し、当社の「M&A(企業の合併・買収)事業の規模やカバレッジの深さを考えれば、この分野に参入する機会は常にあった。顧客から『M&Aやプライベートファイナンスの分野で常に協力してきた。シンジケートローンの分野でもそうしないか』と言われていた」と説明した。

Shadows Lengthen

The share of small institutions and non-banks offering leveraged loans has more than doubled in eight years.

Source: Bloomberg

原題:Houlihan Lokey Enters Booming Market for Risky Loan Deals(抜粋)

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