英中銀副総裁:QE債券保有の縮小判断後もインフレ弱まれば利下げへ

  • 債券の保有縮小検討が「いつになるか正確には分からない」と副総裁
  • 「インフレ圧力が弱まれば、最初の反応は確実に利下げになる」

イングランド銀行(英中央銀行)のブロードベント副総裁は23日の講演で、政策金利が1.5%に達するまで量的緩和(QE)プログラムで購入した債券の保有縮小を検討しないという中銀のガイダンスについて、「それがいつになるか正確には分からないが、その日以降にインフレ圧力が弱まれば、最初の反応が確実に利下げになるよう枠組みが設計されている」と語った。

  ブロードベント副総裁は約10年前に導入されたQEプログラムの終了に向けた最善の方法を検討する過程で、英中銀が米国の金融政策担当者の経験を参考にしていると説明した。イングランド銀は6月の金融政策委員会(MPC)で、政策金利が2%に達するまでQEで購入した債券の保有縮小を検討しないとしていた従来のガイダンスを変更し、中銀ウオッチャーを驚かせた。

  6月のMPCでは6対3で政策金利を現行の0.5%で据え置くことが決まった。英中銀が金融危機後の金融政策の正常化を目指す中で、次回MPCで利上げが決定され、8月2日に発表されると広く見込まれている。

  次回MPCでは利上げを支持するかとの講演後の質問に対し、ブロードベント氏は「分からないし、言うつもりはない」と返答した。

  
原題:Broadbent Defends QE in Final Comments Before BOE Rate Decision(抜粋)

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