貿易戦争になれば米成長阻害とJPモルガンのダイモン氏-CNN

  • 対中追加関税や自動車関税導入なら米経済への恩恵を反転の恐れ
  • ダイモンCEO:NAFTA交渉を長引かせるのは助けにならず

JPモルガン・チェースのジェイミー・ダイモン最高経営責任者(CEO)

Photographer: Giulia Marchi/Bloomberg
Photographer: Giulia Marchi/Bloomberg

JPモルガン・チェースのジェイミー・ダイモン最高経営責任者(CEO)は、トランプ米政権の関税政策が貿易戦争を引き起こせば、米経済成長は阻害されかねないとの見解を示した。同CEOは今月の決算発表時にも同様の発言をしていた。

  ダイモン氏はCNNのウェブサイトに23日掲載された19日のインタビューで、「さらに2000億ドル(約22兆3000億円)相当の輸入品への関税や国家安全保障を理由とした自動車関税が実施されれば、米経済に見られた恩恵の一部を反転させる状況へと非常に接近すると私はみている」と述べた。

  ダイモン氏はまた、関税が米経済に及ぼす影響を予想するのは時期尚早だが、成長の反転は「あり得る」とコメント。トランプ大統領が提起した問題の多くは的確だが、間違ったやり方で解決しようとしていると指摘した。

  同氏は北米自由貿易協定(NAFTA)の交渉を長引かせるのは助けにならないとし、「われわれはNAFTA決着を望む。私の考えでは、メキシコをこんなやり方で苦しめるのは全く間違いであり、正すべきだ」と語った。

原題:Dimon Tells CNN a Trade War Could Derail Economic Growth in U.S.(抜粋)

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