米ワールプール、4-6月期業績は市場予想に届かず-原料高響く

  • 4地域のうち3地域で原料費上昇が業績に打撃を与えたと説明
  • 純売上高と継続事業ベースの1株利益は市場予想より低かった

米家電メーカー、ワールプールの4-6月(第2四半期)決算は、トランプ政権が火を付けた貿易摩擦の激化が響いている内容となった。

  ワールプールは4-6月期について、北米、アジアに加え苦戦している欧州、中東、アフリカの3地域での原料コスト上昇が業績への打撃になったと説明。同社が原料高に言及しなかった地域は中南米だけだった。ただこの地域ではブラジルのトラック運転手によるストライキなどの問題に直面した。

  4-6月期の純売上高は51億4000万ドル、継続事業ベースの1株利益は3.20ドルで、ともにアナリスト予想(それぞれ52億9000万ドル、3.70ドル)に届かなかった。原料高に加え販売台数の減少、不利な為替レートが業績を下押しした。同社が示した継続事業ベースの通期利益見通し(14.20ドル~14.80ドル)も市場予想レンジ(15~16.19ドル)の下限を下回った。

  決算発表を受けワールプールの株価は通常取引終了後の時間外取引で一時9.3%安の136.75ドルとなった。同社の株価は今年に入って11%下げている。

  同社は決算発表の際に通期について、原料高が同社の経費を約3億5000万ドル(約390億円)押し上げると説明した。4月時点ではその規模について1月時点予想の2億5000万ドルから3億ドルに上方修正していた。

原題:Whirlpool Sinks as Raw Material Costs Climb Around the World、WHR FY Ongoing EPS View Misses Lowest Est.; Shares Fall 12%(抜粋)

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