Photographer: Tomohiro Ohsumi

【今朝の5本】仕事始めに読んでおきたいニュース

  • 米GDP見通し、米中古住宅販売が減少、アルファベット決算
  • トランプ氏がワシントン・ポスト紙批判、テスラ株急落
Photographer: Tomohiro Ohsumi

「それでもドルは上昇する。どんなにトランプ氏が弱くしようと努力しても」。通貨の権威と目されるジョン・R・テーラー氏は、米大統領のツイッター介入はノイズでしかなく、力強い経済成長で利上げが続く見通しであることなどにドルは支えられると指摘しました。米国は今週、4-6月(第2四半期)の実質国内総生産(GDP)を発表します。以下は一日を始めるにあたって押さえておきたい5本のニュース。

ニューノーマルではない

米経済は4-6月(第2四半期)に、2014年以来の高成長となる4%成長を達成したとみられている。ブルームバーグがまとめた調査の中央値では、第2四半期の実質国内総生産(GDP)は前期比年率4.3%増と見込まれている。PNCファイナンシャル・サービシズ・グループのガス・ファウチャー氏は「第2四半期には成長にプラスとなる要素が数多くあった」一方で、予想される大幅な伸びは「一時的」であり「財政面での刺激策の結果」だと分析。「4%成長の経済ではない」と述べた。

グーグル強し

親会社アルファベットが発表した4-6月(第2四半期)売上高はパートナーサイトへの支払い分を除いたベースで262億4000万ドル(約2兆9200億円)。ブルームバーグが集計したアナリスト予想平均は255億5000万ドルだった。グーグルの広告ビジネスは24%拡大した。グーグルは欧州での高コストの規制問題に直面しながらも再び好業績を達成した。23日の米株式市場時間外取引では、アルファベット株は一時6.1%上昇。

在庫が増加

米国の中古住宅販売が6月に予想外に減少。マイナスは3カ月連続となった。在庫は2015年半ば以来で初めて増加した。手頃な価格の物件が少ないこともあり、販売価格の中央値は上昇し、過去最高の27万6900ドル。全米不動産業者協会(NAR)のチーフエコノミスト、ローレンス・ユン氏は統計発表時の記者説明で、「低在庫の状況が終わりに近づきつつある可能性を示唆しているかもしれない」と指摘。「これが単月のみの現象なのかどうか、見極める必要がある」と述べた。

反トラストに言及

トランプ米大統領はアマゾン・ドット・コムの創業者、ジェフ・ベゾス氏へのツイッター攻撃を再開。同氏が社主である米紙ワシントン・ポストはアマゾンのロビイスト機関だと批判した。トランプ氏は「ワシントン・ポストの私への反応は常軌を逸している」と述べた。アマゾンを反トラストで訴えるべきだとの声は多いとして、その防衛にワシントン・ポストを悪用していると投稿した。

テスラ株急落

電気自動車(EV)メーカーのテスラはサプライヤーに宛てた文書で、2016年までさかのぼって部品の支払いの一部を返金するよう求め、黒字化のために支援を要請した。ある会社がサプライヤーに対し、過去にさかのぼって返金を求めたら、その会社に何か問題が起こっている兆候とアナリストらは考えている。テスラの株価は一時6.6%安まで売り込まれた。23日終値は3.3%安。

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