メキシコのロペスオブラドール氏:トランプ氏にNAFTA合意訴え

  • 次期メキシコ大統領は3カ国による交渉続けるよう求めた
  • トランプ氏はメキシコとの個別協議を優先させる可能性あると発言

メキシコのロペスオブラドール次期大統領は今月トランプ米大統領に宛てた書簡で、北米自由貿易協定(NAFTA)再交渉で3カ国による最終合意を目指した交渉を続けるよう求めた。

ロペスオブラドール・メキシコ次期大統領

写真家:Cesar Rodriguez / Bloomberg

  新政権の外相候補エブラルド元メキシコ市長が22日の記者会見で読み上げた同書簡によると、ロペスオブラドール氏は米国、メキシコ両国が貿易などの重要問題で協調すべきだと主張。同書簡は他に、移民や開発、安全保障問題に言及している。

  ロペスオブラドール氏はウェブサイトにも掲載された書簡で、「不透明な状況を長引かせれば中長期的に投資を減速させ得る。メキシコ、カナダ、米国の代表が参加する交渉の再開を提案する」と述べた。

  トランプ大統領は今月18日、ロペスオブラドール氏と「非常に良い話し合い」を持ったとした上で、メキシコとの個別の通商協議を優先させる可能性があると発言した。3カ国によるNAFTA再交渉は約1年にわたる協議でも自動車の域内部品調達ルールや、3カ国が協定更新で合意しない限りNAFTAが5年後に失効する「サンセット条項」を巡る溝が埋まらず、合意を取りまとめられていない。

  ロペスオブラドール氏は自身の移行チームが現政権の交渉担当者との話し合いを開始するだろうと述べた。同氏は12月1日に大統領に就任する。

原題:Mexico’s AMLO Calls for Nafta Agreement in Letter to Trump(抜粋)

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