金融株軒並み高、みずほ2年7カ月ぶり上昇率ー日銀が副作用緩和検討

  • 第一生命ホールディングスは一時6%高まで買われる
  • 金融株上昇は過度な期待による、「ペースが速過ぎ」-アナリスト

Pedestrians walk past the Mizuho Financial Group Inc. headquarters, center, at dusk in Tokyo, Japan.

Photographer: Bloomberg/Bloomberg
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日本銀行が金融緩和の副作用軽減策を検討しているとの報道を受け、銀行や保険など金融株が軒並み高となっている。

  23日の東京市場では、三菱UFJフィナンシャル・グループが一時前週末比5.2%高の697.2円、三井住友フィナンシャルグループは同4.3%高の4523円、みずほフィナンシャルグループは3.7%高の197.5円と2年7か月ぶりの日中上昇率となった。また、第一生命ホールディングスは一時6.6%高の2139.5円をつけた。

  日銀が30、31日に開く金融政策決定会合で、長期にわたる金融緩和の副作用軽減策を模索しているとの報道が週末に相次いでいた。SBI証券の鮫島豊喜シニアアナリストは、マーケットが久々の金利的に良いニュースと受け止め、銀行の資金利益悪化が止まるとの期待が高まったと述べた。ただし、実際に収益に反映するには時間がかかるとの見方を示した。

  マッコーリー・グループの守山啓輔シニアアナリストは、日銀の副作用軽減策の議論をしたとしても大きなサプライズが出てくるとはみておらず、金融株の上昇は過度な期待によるもので、「ペースが速過ぎる」とコメントした。

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