中国、保護主義や貿易戦争との闘いでBRICS諸国と結束

  • 中国、先進国に「責任ある」経済政策の採用を要請
  • 新興国は資本フローへの圧力を「注意深く」監視を

トランプ米大統領がほぼ全ての中国製品への関税賦課も辞さない姿勢を示す中、中国は保護主義に対抗するため主要新興国の支持を集めた。

  中国とブラジル、ロシア、インド、南アフリカ共和国のBRICS諸国は、ブエノスアイレスで開かれた20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議の合間の会合後、「貿易保護主義に結束して闘う」ことで一致した。中国財政省が22日にウェブサイトに声明を掲載した。

劉昆財政相(7月21日)

フォトグラファー:Eitan Abramovich / AFP via Getty Images

  中国の劉昆財政相はBRICS諸国の会合で、世界経済が不確実性や不安定性の高まりに直面する中、「経済のグローバル化と多国間主義を断固支持するとともに、いかなる形の一国主義と保護主義にもはっきりと反対すべきだ」と呼び掛けた。

  声明によれば、劉財政相はまた、先進国に「責任ある」経済政策の採用を迫ることや、先進国の政策変更に促された新興国市場における資本フローへの圧力を「注意深く」監視することをBRICS諸国の財務相に求めた。

  これに先立ちトランプ大統領は、米国に輸入される中国製品に対する関税について、5000億ドル(約56兆円)まで「行く用意がある」と述べていた。

原題:China Unites BRICS to Fight Against Protectionism, Trade War(抜粋)

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