コンピューターサービスの仏アトス、米シンテル買収へ-34億ドル

  • IT企業シンテルの買収は直ちに収益を押し上げる-アトス
  • アトスはアメックスやフェデックスといったシンテル顧客を取り込む

コンピューターサービスを手掛けるフランスのアトスは、米IT(情報技術)企業シンテルを現金約34億ドル(約3780億円)で買収することに合意した。アメリカン・エキスプレス(アメックス)やステート・ストリートなど米大手金融機関を顧客に取り込むことになる。

  両社が共同で発表した資料によると、アトスはシンテル株1株に付き41ドルを支払う。これは20日のシンテル株価終値(39.13ドル)を4.8%上回る水準。シンテルの債務を含めた買収総額は35億7000万ドルとなる。

  アトスは買収目的の1つとして米国での事業拡大を目指していると、エリ―・ジラール最高財務責任者(CFO)は4月下旬、1-3月(第1四半期)決算発表後の記者団との電話会議で語っていた。一方、シンテルは売上高の大半を米国で稼ぐが、社員2万3000人の大半はインドで働く。年次報告書によると、シンテルの顧客のトップ3はアメックス、ステート・ストリート、フェデックス。

  アトスは年内に買収手続きが完了するとの見通しを示し、直ちに収益を押し上げると説明した。

原題:Atos to Buy Information-Tech Firm Syntel for $3.4 Billion (1)(抜粋)

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