アジア株反発:上海総合が2%超える上げ-元買い介入観測

  • 中国での投資信託の規制緩和巡る報道で金融銘柄が買われる
  • 香港株も上昇-元持ち直しで神経質な地合い和らぐ

20日のアジア株式相場は反発。MSCIアジア太平洋指数が一時下げたが、中国株が上昇に転じる中で持ち直した。中国当局が資産運用業界の規制を緩和するとの報道に反応した。外国為替市場では人民元が下げを消す場面もあり、中国当局による介入観測が広がった。

  MSCIアジア太平洋指数は前日比0.5%高で推移。中国本土市場では上海総合指数が2.1%高で終了。一時は0.7%下げた。

  深圳総合指数は1.1%上昇で引けた。香港市場ではハンセン指数が0.8%値上がり。本土銘柄から成るハンセン中国企業株(H株)指数は1.5%高で終了した。

  中原証券の張剛ストラテジストによれば、投資信託に非標準的な商品の組み入れが認められるようになると中国紙の21世紀経済報道が伝えたことを受け、金融銘柄の指数が上昇した。

  

  中国当局が相場下落に歯止めをかけようとしているとの観測が人民元を支えたと、トレーダーらは説明。人民元が午前中に1ドル=6.81元に下落した際、中国の大手銀行1行がドル売りを提示したようだとしている。

  ファースト・グレード・ファイナンスのマネジングディレクター、アストロ・デルカスティーリョ氏は、「人民元の持ち直しが市場の神経質な地合いを和らげた。元下落が止まらなければ、アジアで通貨切り下げ競争につながる可能性があるとの懸念を招いていた」と指摘した。

原題:Asia Stocks Rebound as Chinese Equities Surge, Yuan Erases Loss(抜粋)

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