TSMC株、約2年ぶり大幅高-下期の高価格スマホ見通しを好感

  • 仮想通貨関連の低迷を高価格端末の需要が相殺するとの見通し
  • 通期の増収率見通しの下方修正、株式市場は材料視せず

半導体受託生産で世界最大手、台湾積体電路製造(TSMC)の株価は約2年ぶりの大幅上昇。7-12月(下期)の高価格端末の見通しは力強いとの同社の見方が材料視された。

  TSMCは台北市場で一時4.9%高。同社幹部らは下期について、米アップルの「iPhone(アイフォーン)」など高価格端末の需要が、仮想通貨セクター低迷による影響を相殺するとの見通しを示した。

  元大投顧のアナリスト、ジョージ・チャンとアンジェラ・ホアンの両氏はリポートで「TSMCは上期に軟調なスマートフォン市場に直面したが、今はこの分野の需要が回復しつつある状況を目にしている」と指摘した。

  同社の増収率見通しの下方修正は材料視されなかった。魏哲家最高経営責任者(CEO)は19日、2018年の増収率が1桁台後半になるとの見通しを示した。従来予想は下方修正後で10%としていたが、さらに引き下げることになった。

原題:TSMC Jumps as Investors Focus on Glossier Smartphone Outlook(抜粋)

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