米上院院内総務、ロシア介入で公聴会開催を指示-大統領発言が波紋

マコネル米共和党上院院内総務はロシアに対する追加制裁についての公聴会実施を指示したが、上院共和党指導部は米情報機関の結論を支持する決議案に反対を示した。ロシアの米選挙介入に関するトランプ大統領の見解について不安が残っている様相だ。

  フレーク上院議員(共和、アリゾナ州)とクーンズ上院議員(民主、デラウェア州)が19日提出した決議案は、ロシアが2016年の米大統領選挙に介入し、同国がその責任を負う必要があるとの米情報機関の結論を支持する内容。

  フレーク議員は、情報機関の結論受け入れを拒むのは「大統領の意図的な行動であり、その選択を受けて、われわれは暗い謎に思いを巡らせている。大統領はなぜそうしたのだろうか。そのようなことを大統領に余儀なくさせたのは何だったのか」と語った。

  共和党のコーニン上院院内幹事(テキサス州)は同決議案に反対を表明。それよりも、今年の選挙へのロシア干渉を防ぐため委員会での公聴会開催を19日に命じたマコネル氏のアプローチの方が好ましいとの認識を示した。

  マコネル院内総務は発表文で、16年の選挙に関する米情報機関の判断は「わが国の民主主義プロセスに対する国民の信頼を揺らがせることを目的とした取り組みをプーチン大統領が命じたと明示している」と説明。銀行委員会と外交委員会の委員長に対ロシア制裁に関する公聴会の開催を指示し、「ロシアの悪意ある行動への対応、またはその防止を目指した追加措置」を提案するよう要請した。

原題:McConnell Orders Russia-Meddling Hearings Amid Uproar Over Trump(抜粋)

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