TSMC:7-9月売上高見通し、予想下回る-新型アイフォーン控え

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  • 7-9月売上高、最大85.5億米ドルの見通し-予想86.8億米ドル
  • 18年の増収率は1桁台後半と魏哲家CEO-従来予想10%増

半導体受託生産で世界最大手、台湾積体電路製造(TSMC)が19日公表した7-9月(第3四半期)の売上高見通しは市場予想を下回った。同社は米アップルの次期「iPhone(アイフォーン)」向け半導体の生産を担っている。

  7-9月の売上高見通しは84億5000万-85億5000万米ドル(約9540億-9660億円)。アナリスト予想平均は86億8000万米ドルだった。魏哲家最高経営責任者(CEO)はこの日、2018年の増収率が1桁台後半になるとの見通しを示した。従来予想は下方修正後で10%としていたが、さらに引き下げることになった。

  新型アイフォーンは通常、7-9月期の終盤に発表されるため、TSMCが示した今回の見通しは懸念を誘う。アップルはTSMCにとって最大の顧客。スマートフォンや仮想通貨のマイニング向け半導体の需要減退を背景に、TSMCは今年4月、18年の業績見通しを引き下げている。

  TSMCはこの日、今年の設備投資計画も従来の最大120億米ドルから100億-105億米ドルに下方修正した。

  4-6月(第2四半期)の純利益は9.1%増の723億台湾ドル(約2660億円)と、市場予想とほぼ一致。アナリスト予想平均は723億8000万台湾ドルだった。売上高は2333億台湾ドル。

原題:TSMC’s Sales Outlook Disappoints as Crypto, Phone Slowdown Bites (抜粋)

(7-9月の売上高見通しなどを追加し更新します.)
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