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Photographer: Mark Kauzlarich/Bloomberg

世界一のディールメーカーは誰?-ゴールドマンとモルガンSが主張

Morgan Stanley digital signage is displayed on the exterior of the company's headquarters in New York, U.S., on Friday, Oct. 7, 2016. Morgan Stanley is scheduled to release earnings figures on October 19.
Photographer: Mark Kauzlarich/Bloomberg

世界一のディールメーカーはどの金融機関なのだろうか。銀行自身には尋ねないほうがよさそうだ。

  ゴールドマン・サックス・グループとモルガン・スタンレーは今週の決算発表時に両社共に、今年のM&A(企業の合併・買収)助言で1位だと発表した。新規株式公開(IPO)引き受けについても同様だ。

  UBSグループのアナリスト、ブレナン・ホーケン氏は18日の電子メールで「リーグテーブルで自分がトップだと言わないバンカーには会ったことがない」と皮肉った。誰もが、自分が1番になるまでデータをいじり回すからだという。

  それも無理はない。米共和党の減税のおかげで企業は現金が豊富。銀行はM&A助言で手数料を稼ぐチャンスをうかがっている。見込み客に対し、自社がトップだと言えれば業務獲得に有利になる。

  JMPセキュリティーズのアナリスト、デビン・ライアン氏は「売り込みでは成功が成功を呼ぶ」と指摘。「投資銀行が自社の順位をできるだけ高く見せようとするのはそのためだ」と話した。

  ゴールドマンは17日、発表済みM&Aの助言とIPOを含む株式引き受けで自社が1位と発表。ディーロジックの1-6月のデータを引用した。モルガン・スタンレーは18日、トムソン・ロイターの同期間のデータに基づき、発表済みおよび完了済みのM&AとIPOで自社が1位と結論付けた。7月2日のデータのスナップショットにも言及した。

  ブルームバーグのデータによれば、ニューヨーク時間18日午後早くの時点で発表済みおよび完了済みのM&Aでモルガン・スタンレーが1位。助言手数料の額ではゴールドマンがトップだった。

原題:Awkward: Goldman, Morgan Stanley Both Rush Podium for M&A Trophy(抜粋)

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