IBM:4-6月期は再び増収、クラウド好調-株価上昇

更新日時
  • 売上高は為替相場変動の調整後ベースで2%増
  • 粗利益率は縮小、「ワトソン」含む事業部門の売上高は減少

IBMは4-6月(第2四半期)決算で再び増収を記録した。クラウド事業の好調も明らかにし、一部投資家の信頼を取り戻したようだ。

  18日の発表資料によると、売上高は為替相場変動の調整後ベースで2%増の200億ドル(約2兆2600億円)。アナリスト予想平均は199億ドルだった。一部項目を除いたベースの1株利益は3.08ドルで、アナリスト予想の3.04ドルを上回った。株価は144.52ドルで通常取引を終了後、時間外取引で約1%上昇した。

  一方で調整後の粗利益率は46.5%に縮小。人工知能(AI)システム「ワトソン」を含むコグニティブ・ソリューション部門の売上高は46億ドルで、為替相場変動の調整後では前年同期比1%減少した。

  売上高は過去5年間のほとんどの期間で減少してきたが、4-6月期には復調の兆しが見えた。クラウド事業は為替相場変動の調整後ベースで18%増の47億ドルに達し、失望を誘った1-3月(第1四半期)の14%増から伸びが改善した。同社の比較的新しい事業ラインを集めた戦略上不可欠な事業グループでは、4-6月期に101億ドルの売り上げを記録し、このカテゴリーで年内に400億ドルの売上高を計上する目標に近づいた。

  ジム・カバノー最高財務責任者(CFO)は電話インタビューで4-6月期決算について、「かなり長い間の中で最高の四半期だろう」とコメント。コグニティブ・ソリューション部門の売上高の減少については、同部門の大部分が低迷するトランザクションソフトウエアに関係しているためだと説明。ワトソンは実際に成長していると述べたが、売上高の詳細には言及しなかった。

Revenue Revival

IBM's cloud business bounced back from a disappointing first quarter

Source: Bloomberg Intelligence

  

原題:IBM Answers Some Doubters With Revenue Growth, Cloud Sales (1)(抜粋)

(粗利益率やCFOのコメントを追加して更新します.)
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