アステラス製薬が中東欧資産の売却を検討、評価額560億円強ー関係者

  • PE投資会社や他の製薬会社が関心を示していると関係者
  • 最終的な決定は下されておらず、取りやめの可能性もあると関係者

アステラス製薬はポートフォリオ縮小と手元資金の拡充を目指す中で、一部の中東欧資産の売却を検討している。事情に詳しい複数の関係者が明らかにした。

  これら関係者によれば、アステラ薬はジェフリーズ・ファイナンシャル・グループと共に資産売却の可能性を探っている。これらの資産にはロシアのものも含まれ、プライベートエクイティ(PE、未公開株)投資会社や他の製薬会社が関心を示しているという。関係者らは協議が公になっていないことを理由に匿名で語った。売却を検討中のポートフォリオは感染予防薬や疼痛(とうつう)治療薬など。

  これら関係者によると、最終的に売却される製品の種類にもよるが、売却資産の評価額は5億ドル(約560億円)を上回り得る。最終的な決定は下されておらず、アステラ薬は売却を取りやめる可能性もあるという。

  同社は電子メールで配布した資料で、「アステラス・ファーマ・ヨーロッパはヘルスケアの変化において先端をいくことにコミットしている」とした上で、「現時点ではこれ以上コメントできない」とした。ジェフリーズはコメントを控えた。

原題:Astellas Is Said to Consider Selling Europe Assets to Raise Cash(抜粋)

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