【米国株・国債・商品】S&P500が続伸、金融・工業株が高い

更新日時
  • モルガンSの決算発表で買い優勢に、ハイテク株は軟調
  • 10年債利回り上昇、米国債は朝方の上げ維持できず

18日の米株式市場ではS&P500種株価指数とダウ工業株30種平均が続伸。モルガン・スタンレーの決算が予想を上回ったことで金融や工業銘柄を中心に買いが入った。一方、アップルやマイクロソフトなど大型ハイテク株は軟調となった。米国債は下落したが、短期債は比較的しっかり。

  • 米国株はダウとS&Pが続伸、金融・工業株好調ーハイテクは軟調
  • 米国債は下落、10年債利回り2.87%-イールドカーブはスティープ化
  • NY原油は上昇、米ガソリン在庫が5月以来の大幅減
  • NY金は小反発、昨年7月以来の安値から戻す

  この日のモルガン・スタンレーを含め、これまでに発表された米大手銀6行の4-6月(第2四半期)決算は大半が予想を上回り、ここ数営業日の金融株上昇に寄与した。

  S&P500種は前日比0.2%高の2815.62。ダウ平均は79.40ドル(0.3%)高の25199.29ドル。一方、ナスダック総合指数は0.1%未満下げて7854.45。ニューヨーク時間午後4時40分現在、米10年債利回りは1ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上昇し2.87%。

  ニューヨーク原油先物市場のウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)は上昇。米エネルギー情報局が発表した週間在庫統計でガソリン在庫が5月以来の大幅減少になったことを受け、買いが優勢になった。一方、原油在庫が大幅増加したことはさほど材料視されなかった。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物8月限は68セント(1%)高の1バレル=68.76ドルで終了。ロンドンICEの北海ブレント9月限は74セント高の72.90ドルで終えた。

  ニューヨーク金先物相場は小反発。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物8月限は0.1%未満高い1オンス=1227.90ドルで終えた。日中は1220.90ドルと、2017年7月以来の安値を付ける場面があった。

  CFRAの投資ストラテジスト、リンゼー・ベル氏は電話インタビューで、「ここ数日同様、銀行株が上昇を主導している。実際に、予想を上回る好決算に株価が非常に強く反応する様子が見てとれる」と話した。

  米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長はこの日、下院金融委員会で証言し、米経済について前向きな認識を示した。

  6月の米住宅着工件数が9カ月ぶり低水準となったことや、米国が課した鉄鋼・アルミ関税に対抗する措置についての中国商務省声明を受け、米国債は朝方買われる場面もあったが、午後には大半の年限において上げを失った。2年債と10年債の利回り差は拡大、イールドカーブがスティープ化した。

原題:Stocks Rise on Profit Optimism; Dollar Holds Gain: Markets Wrap(抜粋)
USTs Weaken and Curve Steepens as Financials Lead Stocks Higher
Crude Edges Up as Fuel Supply Drop Outweighs Rising Crude Stocks
Gold Bears Are ‘in Control’ as Open Interest Signals Short Bets

(第6段落以降を追加し、更新します.)
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