ドイツ人、結婚相手選びで重視するのは相続財産

  • 生活水準のスターティングポイントを大きく引き上げる可能性
  • 相続資産の重要性を再び高め得る富の不平等が復活

ドイツ人が結婚する際に重視するのは、所得より相続財産だ。ドイツ連邦銀行(中央銀行)公表の論文が指摘した。

  論文を執筆したチュンイ・チュー、エティエンヌ・パストー両氏は、ドイツにおける結婚相手選びでは所得よりも相続が約2.5倍重視されると主張する。

  「こうしたシニカルな見方は相互の愛情に基づくパートナーシップという一般的な結婚観に反するだろうが、個人がこの情報を結婚市場において考慮する可能性を排除することはできない」と論じ、多くの財産を相続し得ることは「夫婦にとって生活水準のスターティングポイントを大きく引き上げる可能性がある」と記した。

Where They Live

Proportion of German heirs and heiresses in stable relationships

Source: Bundesbank

  ドイツでは第2次世界大戦後に資産が大幅に減少。国の半分が共産圏に属していた期間も長かったが、ここ数十年で「結婚相手選びに関して相続する資産の重要性を再び高め得る富の不平等が復活」していると論文は指摘した。

原題:Wealth Matters to Germans Looking for a Spouse, Bundesbank Finds(抜粋)

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